

旅行記「直島・豊島」③:『豊島横尾館」ー美術館と一体の作品ー
大好きな横尾忠則の美術館が豊島にあると聞いて、タイトなスケジュールの中、それだけを見るために豊島に寄りました。 外観は周りの古民家によく似たつくりになっていて、周囲と調和していますが、ちかづいてみると・・・・むむむ。入り口に赤いガラススクリーンが張ってあり、そこから見える中...


旅行記「直島・豊島」②:「家プロジェクト」ー「異空間」の解体ー
この家プロジェクトは、直島の古民家の立ち並ぶ一角を利用して、その空間全体を作品化するプロジェクトです。古民家の中の特徴的ないくつかの建造物は、中に入ることができるようになっていますが、それ以外の建物では、今も普通に生活している人がいます。...


旅行記「豊島・直島」①:I ♡湯ー大衆浴場という”教会”ー
こんにちは。瀬戸内海一人旅をしてきました。無計画が過ぎたため、ちょっともったいない思いもしましたが、のんびりした良い旅行になりました。 一つ目の記事は、直島の観光の目玉のひとつ、「I ♡湯」という銭湯で頭に浮かんだことについて書きます。...


旅行記「水上温泉郷」:風景と文学
8月9日、10日で水上温泉に行ってきました。生憎、台風の影響で予定していたキャニオニングはできませんでしたが、ラフティングはいつもよりスリルが高まって楽しかったです。 せっかくなので、行ったところ、感じたことをメモしておきます。...


『THE FUTURE TIMES』 Gallery&Live2014:死者との関係性
アジカンのヴォーカル・ゴッチが編集長を務める新聞『THE FUTURE TIMES』のイベントがタワーレコード渋谷店にて行なわれた。ライブメインかと思いきや、トークメインのイベントだったので、期待はずれの人もいたかもしれないが、ぼくは大満足の内容でした。...


『重監房とは何だったのか ハンセン病隔離政策の”負の遺産”を考える』:②パターナリズム
重監房とは、ハンセン病患者の懲罰施設でした。療養所の医者達が、 態度の悪い患者をこの懲罰施設に送り、計23名が死亡しています。 講演をしてくれた新潟大学医学部教授の宮坂道夫は重監房について以下の3つの疑問点を挙げています。 ・なぜ療養所に懲罰房が必要だったか ...


『重監房とは何だったのか ハンセン病隔離政策の”負の遺産”を考える』:①ハンセン病基礎知識
生労働省主催のハンセン病に関するシンポジウムに行ってきました。 まずは、ハンセン病についての基礎知識をば、、、 ハンセン病とは「らい菌」に感染することで発病する病気です。 日本では「癩病」(らいびょう)と呼ばれていました。 ...